近藤 豊
1932–1983
1932年、悠三の長男として京都市に生まれる。
京都市立美術大学専攻科修了。富本憲吉、近藤悠三に師事。
京都市立芸術大学教授。新匠会展富本賞、現代朝日陶芸展入賞、デポー陶芸展(アメリカ)受賞、日本陶磁協会賞、日本伝統工芸展奨励賞受賞。
アメリカ、インディアナ州立大学(1962)、ニュージーランド、エリザベス2世芸術院(1979)より招聘され陶芸指導。
ニューギニア未開美術調査(1969)、アフガニスタン伝統工芸調査(1977)、韓国工芸調査(1977)に参加。
1983 年 3 月 17 日逝去。
近藤 濶
1936–2012
1936年、悠三の次男として京都市に生まれる。
日本工芸会正会員。新匠会展・富本賞、京都新聞大賞・文化学術賞受賞。
カナダ、アメリカ、タイ等で海外指導を行う。
主な展覧会に、1993年「近藤染付陶芸三代展」(フィッツウィリアム美術館、英国・ケンブリッジ)、「日本の現代染付陶芸 近藤悠三・濶・高弘展」朝日新聞社主催(大丸ミュージアム巡回、名都美術館)、 2000年「中国青花と近藤染付展」(中国北京故宮院斎宮)、2006年「近藤濶 古稀展」(京都髙島屋)など。
大英博物館、京都府文化博物館、外務省などに作品が収蔵される。
2012年5月31日逝去。
近藤 高弘
1958–
http://www.kondo-kyoto.com/
1958年、濶の長男として京都市に生れる。
エディンバラ・カレッジ・オブ・アート修士課程修了、文化庁派遣芸術家在外研修員、京都市芸術新人賞、Inglis Allen Masters 賞受賞。
主な展覧会に1995年個展(スコットランド国立博物館)、2005年「- Contemporary Clay -新世紀の日本の陶芸」(ボストン美術館)、2007年個展「変容の刻- Metamporphose -」パラミタミュージアム、2010年「未来を担う芸術家 DOMANI・明日展」(国立新美術館)、2014年「京焼歴代展-継承と展開-」(京都市美術館)、2015年「古代から現代:日本現代陶芸とその起源」(サンアントニオ美術館)、2017年個展「手の思想」(何必館・京都現代美術館)、2019年「Bouddha, la légende dorée」(ギメ美術館)など。
主なパブリックコレクションにメトロポリタン美術館、スコットランド国立博物館、ギメ美術館など多数。